ノロとリレンザと回復について

ノロウイルスはウイルス性の食中毒を引き起こす原因の一つであり、最近ではその感染者が増えてきています。冬場に感染症を引き起こすという特徴があるのですが、冬に起きる食中毒の9割を占めるとされています。他の細菌類と比べてかなり小さいですしし、その生態についても他の細菌とは違っています。このウイルスは人の腸管でのみ増殖するという特徴があり、食べ物の中で増殖することはありません。また、冬にピークを迎えるということも大きな特徴です。ノロウイルスに感染した場合、高齢者や子供だと重症化することもありますが、ほとんどの人は自宅で回復すると言われています。現在ではノロウイルスに効果的な薬やワクチンなどはありませんし、病院に行っても症状を和らげるための治療しか受けられません。症状については数日程度で回復するため、その間は安静にして過ごすと良いでしょう。冬に流行する感染症というとインフルエンザをイメージする人も多いかもしれません。インフルエンザの治療にはタミフルやリレンザなどのインフルエンザの治療薬がよく使われます。リレンザはA型とB型のインフルエンザ両方に効果がある薬であり、インフルエンザの治療薬の中では比較的副作用が少ないことで知られています。しかし、薬に含まれている成分により、頭痛や腹痛、下痢などといった副作用が出てしまうこともあります。また、吸入薬なので呼吸器系の疾患がある人が服用する際には注意が必要です。頭痛などの症状は自然に回復することが多いのですが、なかなか治らない場合は病院で相談すると良いでしょう。リレンザは吸入薬なので患部に直接作用しますし、体内への吸収が穏やかなので副作用が出にくいとされています。

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