ノイラミニダーゼ阻害のリレンザとインフルの感染経路

インフルエンザは、A型、B型、C型の3つの型に分類されています。毎年冬に流行するのはA型とB型で、さらにそれぞれ種類があります。
インフルエンザウイルスの表面にはノイラミニダーゼと呼ばれる糖たんぱく質があります。このノイラミニダーゼはウイルスを細胞の外へと放出する手助けをしており、リレンザやタミフルなどの抗インフルエンザ薬を使用することによってノイラミニダーゼの働きを抑えます。ウイルスをさらに増殖させないためにリレンザはあり、症状を軽減する目的があるので、ウイルスを直接死滅することはできません。
インフルエンザウイルスは、感染した人の咳やくしゃみによって空気中に放出されます。感染経路には、空気感染、飛沫感染、接触感染とありますが、比較的飛沫にて感染することが多いです。くしゃみを1回しただけで、10万個、咳の場合は約5万個ウイルスが放出されます。ウイルスは1日は空気中を漂うことができるので、近くにいなくても感染する可能性は高くなります。
感染すると、1日程度の潜伏を経て症状が出てきます。全身がだるくなり、いきなり発熱します。インフルエンザウイルスは増殖を開始し、2から3日目までが増殖のピークとなるので、48時間以内にリレンザを吸入しないとウイルスが増えすぎてしまい、増殖を抑えることができなくなります。症状が出たら、医療機関にて速やかにリレンザを処方してもらうようにしましょう。
なお、インフルエンザウイルスは、1週間で体内からなくなりますが、症状が落ち着いてくる3日目が人に感染させてしまう時期になります。リレンザを使用している間は、できるだけ外出を控え家でもマスクを着用するなど配慮をするようにします。

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