リレンザをおすすめするワケはこれだ!

 リレンザの特徴についてとタミフルと比較した場合、高熱が引くまでの時間は、インフルエンザのA型、B型ともにリレンザのほうが早く、効き目はリレンザのほうが高いと言えます。特にB型での効果は顕著で、17時間も熱が引くのを早めることができるとわかっています。ただ吸入剤であるため、扱いが難しく、特に喘息患者には注意が必要です。喘息患者に使用する場合は、あらかじめ気管支を拡張させる措置をとっておくべきでしょう。
 気管支に支障がない成人の場合は、一刻でも早く治りたいと希望するケースも多いので、タミフルよりリレンザを使用することをおすすめします。
 副作用についても、重篤な例は圧倒的にタミフル使用の場合が多いので、十代に使用する場合は特にリレンザがおすすめと言えます。ただ、これまで、インフルエンザの特効薬として使われてきたのは、タミフルがほとんどであったため、その分、副作用の報告例も多いとも考えられます。リレンザでも副作用を訴える患者があった場合は、よく耳を傾け、適切な対応を心掛けると同時に、しかるべきところへ報告しておくことが望まれます。
 リレンザでは呼吸器系に疾患のある患者に対して使用を控えるよう勧められていますが、タミフルの場合は、腎臓病患者に対しての使用が制限されています。リレンザは、腎臓病患者にも使えます。このため、これまで最新のインフルエンザの治療を諦めざるを得なかったこれらの患者も、その恩恵にあずかれることとなりました。ただ、海外で腎臓病患者への使用を控える必要はないとされているだけで、国内の腎臓病患者で治験がおこなわれたわけではないので、そのことは念頭においておく必要があります。
 タミフル以外に、こうした高い効能を持つ薬が使えるようになっていることは喜ばしいことでしょう。
 

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